好物のひとつに、実家の銘菓 「吉原殿中」という、和菓子がある。 水戸徳川の殿中で「吉原」という名の奥女中が作ったといういわれの駄菓子で 水あめをからめた米パフが柱状になり、黄な粉がからんでいる。 浅草の雷お越しをむにっとソフトな食感にしたという感じ・・・・で わかってもらえるかなぁ。 で、最近、 この「吉原殿中」に酷似した和菓子の存在を知った。 その名は「五家宝」 こちらは由来が定かでないが、サイトによると やはり徳川と関係があるらしい。 そして「五家宝」のサイトには 五家寶の由来には諸説あり(略)「水戸の銘菓"吉原殿中"を真似て熊谷で作られた」 等がありますが(以下略) ・・・包み隠さず言い放ってしまってます。 大阪在住で、その五家宝を入手する機会があり、早速食べると・・・・ やっぱりほとんど同じでした。 違いは・・・ <五家宝> ×むにむに感が高く、やや、野暮ったい味 ○サイズが小さく、食べやすい →一生懸命上品にふるまう田舎菓子な感じ <吉原殿中> ○むにむに食感とさくさくパフの混在がすてき。 ×サイズが大きく食べにくい。きなこが飛び散りやすい →生まれも育ちも、まんま田舎菓子 トータルで五家宝に軍配があがりました。 それにしても・・・ 黙っていれば知らないままで終わる人もいるだろうに 自ら「コピー商品かもね!」と言い放つのが 潔くて そこが気に入った理由かもしれません。
by mikonpp
| 2009-07-23 23:06
| おいしい
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