大友克洋「スチームボーイ」の公開がいよいよ秒読みになり、その宣伝を兼ねて
本日深夜AKIRAが放送される。 封切当日、学校帰りに行ったら席はガラ空きで、肩透かしをくらったが、 アキラくんの覚醒が上映初日の日付に設定されており、ちょっと得した気分になったのを思い出す。 アキラ以前のアニメでは岡田斗司夫率いるガイナックスの「オネアミスの翼」がアニメ史上初のオーバー1億円の制作費だったことを皮切りに、アキラでは10億円とあっさり桁ごと記録を更新し、以来アニメだからといって制作費が安上がりという時代は過ぎ去った。 記憶に新しいところでは、「千と千尋の神隠し」の制作費20億円であるが、これはジブリのしたたかな興行戦略があってこそ許される金額だろう。 ところがこの、スチームボーイの制作費は何と24億円!!製作9年というのは正直かかりすぎ。ジブリと違って広告戦略もぱっとしない。何しろ大友アニメは沈黙の時間が長すぎた。 本当にペイするのだろうか。 海外でも大友克洋の評価は高いが、ビジネスとして成功するのか心配になる。 「彼女の想い出」などのオムニバスアニメ「MEMORIES」以来、「過去の人」感のある大友克洋が 時代に取り残されたままなのか、再びリードするときが来るのか、この目で確かめられる日も近い。 ナカノミネコ
by mikonpp
| 2004-07-05 23:18
| 時事ネタ?
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